センチメンタル ダイエット
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分類: | 本
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発送可能時期: | アクセスしてご確認下さい
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参考価格: | ¥ 1,470 (消費税込)
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奥さんとの会話が絶妙で全くセンチメンタルじゃないのがいい 結婚して10年、小泉キョンキョン似だった奥さんが30キロ太って
80キロに!ダイエットをする気があるんだかないんだか
本人はダイエットをしてる、と言うけど、著者(旦那さん)は
それを見ていてダイエットにまつわるいろいろ(ダイエット法から
洋服についてのサイズ、エネルギーについて…)を調べ、
ダイエットをした女性に直接会って話を聞いたりもする。
奥さんは「痩せれば美人」を口癖にあまり減ってもいないのに
「ダイエットしてる」と言う、マッサージなんかもしてあげている
著者との会話も絶妙で、ついこの夫婦に会ってみたくなった。
「脱力感あふれるノンフィクション」と書いてあるけど
「ダイエットお笑い夫婦漫才」みたいですぐに読んでしまった。
タイトルが「センチメンタル」なのに、ほっと笑みがこぼれる1冊。
追加)もう少し内容にふれてみよう、
著者である「夫」はノンフィクション作家である。
なので妻のダイエット(…してるのかしてないのかよくわからないが)から
「ダイエット」という意味を調べてみたりする。
妻にサイズを測ってと言われて、ウエストの意味なども調べてみたり。
かと思えば、女性誌の編集の人に会って話も聞いたりする。
なぜ日本では女性の洋服サイズが9・11・13号なのか…とか
「キロカロリー」とは何か?と生物学専攻の助教授にまで
エネルギーの話を聞きに行ったりもしている。
私はダイエット中だったので、ダイエットにまつわる話は
なんでも読んでみたかった時で、今、ダイエットはごく順調だ。
この本の場合は内容が「ダイエットのやり方」とかではなく
「ダイエットにまつわる話」というところがいい。
減量中でなんだかみじめったらしい気分だった頃に購入して
なんだかみじめな気持ちでダイエットしていた自分がバカらしくなった。
今も時々読む。ダイエットをする時、何をどう食べるか、
運動はどうか、カロリーは…とそちらばかり気になるけど
このような話を読んだら、また違う気持ちになれる。
楽しくダイエット(楽して、じゃなくて)な気持ちを頂いた。
ジャバ・ザ・ハットな妻に使える奴隷夫 「このダンナ、気色悪ぃな」ってのが偽らざる読後の感想です。
身長158センチで体重80キロだかの巨漢の妻をやせさせるべく、ダイエットのなんたるかを探究する健気な夫のレポが描かれていますが、妻に絶対服従&敬語でかいがいしく世話する彼の姿は、妻のふてぶてしさもあいまって、読みすすめるうちにすごく気持ち悪くなってきます。
てか、この本自体「ダイエット本」ではなく、「なにやら女たちが躍起になってるダイエットって、そもそもなんなの?」というコトを、部外者である男(夫)の視点で書き下ろしている自由研究のような読み物なんですが。
ダイエットにまつわる豆知識っぽいネタは興味深く、面白く読めますが、やはりそれよりも夫婦の醜悪さが鼻につきます。
「この妻のようにはなるまい」という反面教師にするには最適かも。
ああっ!分かる! という気持ちになります。痩せたい…が口癖なのに、特に行動に移しているわけでもない妻とその夫が、ダイエットに成功した人へ会いに行き話を聞きます。
私はダイエッターなので、妻とダイエット成功者の気持ちがよく分かります。
ついでに、女性に痩せたい…とか言われて困惑する男性の気持ちも理解できるようになりました。
ダイエットしているけれどくじけそうな人、成功してリバウンドしたくない人、夫or恋人がダイエットに理解がないとお嘆きの方にお勧めです。
また、ダイエットに興味の無い人には、妻やダイエット成功者たちの言動は理解できないと思いますが、夫(著者)が、こういう心理だと思う、と解説してくれていますので、ダイエッターのことを理解したい人にもお勧めできると思います。
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