「改革」にダマされるな! 私たちの医療、安全、教育はこうなる
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分類: | 本
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発送可能時期: | アクセスしてご確認下さい
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参考価格: | ¥ 1,365 (消費税込)
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これからの選挙のいやな予感 安部普三が辞任してから、かえって、彼のやろうとした功績が最近おぼろげながら、
見えてきたが、安部は小泉政権のツケの増税抑制策や教育学習指導要領の1割増など、
国内というより、周辺諸国からのプレッシャーのなかでよくやったと思う。
和田氏も言うように、フィンランドは人口たった600万人などのとるにたらない小国にも
かかわらず、教育に熱心に力を入れている事から、携帯電話のノキアなどの台頭につな
がったというのもわかる。(そういう私も昔は勉強嫌いだったが、、、)
台湾の評論家、黄文雄氏がチベット問題で指摘したように「1度壊れた文化(制度)は
二度ともどらない」という格言があるなかで、89年の日米構造協議で「学習指導要領の
さらなる削減」や「学校における週休2日制の導入」で私も含めた日本の若者がパーに
なっていくなかで、安部は本当に一矢報いたと思う。ただし、実行される新カリキュラムは
2012年以降なんだが・・・。
この本のタイトル通り、これからの選挙もアメリカ発の「年次改革要望書」を逆手に取って、
自民党も民主党も実態のない空虚な「改革!改革!」を連呼するさまを夢想するとやはり
永田町に明日はないと感じる。
御 製
来年の 衆院選で 勝つ党は 新庄剛志に 「改革」打診
哲学的に甘くないだろうか ジャーナリストに思想を求めることが酷なのかもしれないが、この本は少々度が過ぎていまいか。何故、アメリカの自由主義的思考が軽薄にももてはやされているのかについて考える必要があろう。少々辛目に評価したい。若いのだから、奮起を期待したい。
国家百年の計 アメリカからの日本に対する内政干渉の1つである
年次改革要望書によって改悪されてしまった
事例の中から医療・安全・教育に焦点を搾って
関岡さんと和田さんが半分対話形式で
問題を分かり易く挙げています。
関岡さん編著「アメリカの日本改造計画」で
年次改革要望書の全体像を頭に入れてから
こちらを読むと良いでしょう。
大変わかりやすい!国民の必読書!! これまでの関岡英之氏の一連の著作を読んだ者としては、今回の精神科医師であり教育学者である和田秀樹との共著『「改革」にダマされるな!』は一番わかりやすかった。あらゆる勢力によってがんじがらめにされているマスコミによって歪曲されている真相を正しく伝え、本質を見事についている。老若男女の必読書であろう。
昨年夏に出版された『奪われる日本』(関岡英之著、講談社現代新書)も衝撃的な内容であったが、最終章の皇室を巡る問題で小泉・竹中構造「改悪」路線に反対する左派勢力から、良い悪いは別にして、疑問符がつきつけられたのではないだろうか。しかし今回の『「改革」にダマされるな!』は、左右の党派を超えて日本人のみならず良識ある地球市民が今後の日本及び地球の本来あるべき方向について極めて良識ある示唆をしている。
改めて関岡英之氏と和田秀樹氏は日本の論壇の逸材であると認識した次第である。
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